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おしりニキビ [ニキビの種類]

ニキビが出来る場所は顔だけではありません。
全身がニキビの対象になります。


特に注意したいのは「おしりニキビ」です。
中身は顔に出来るニキビとなんら変わりはありません。


おしりに出来るニキビは下着や衣類の汚れの他、入浴が少なかったり、座り続ける
作業が多かったすることが原因です。


この部分は皮膚も厚いので、出来るとちょっと厄介です。顔ニキビのように触らない
でいるというよりは、座ったり立ったりした時に上から圧迫されるので、痛みがあり
なかなか治りにくい場所でもあります。


場合によっては、悪化してデキモノのようになってしまうことがあります。
そのため、少しでも気になるようなら皮膚科で診てもらうのが良いです。


症状に応じて、抗生剤、ローション、軟膏といったものを出してくれます。
細菌に感染して、化膿してしまった場合などは、患部を消毒して切開し、膿を
出してしまった方が治りが早くなることもあります。


いずれにせよ、場所が場所だけに、身体を常に清潔に保ち、下着や衣類は
きちんと交換するようにしましょう。



思春期ニキビ [ニキビの種類]

最近はニキビも低年齢化が進行しているようです。
ネット掲示板に寄せられている質問や悩みの中に小学2年生でニキビの悩みを
訴えている例もありました。


小学2年生というと、8歳ですから、かなり早いです。
思春期は9歳から18歳くらいまでを指しますが、この時期になるとホルモンバランス
に変化が起きてきて、視床下部から性腺刺激ホルモンが分泌されるようになります。


男子は精巣ホルモン、女子は卵巣ホルモンが分泌され、それぞれ性的発育には
必要な男性ホルモンと女性ホルモンです。


このホルモンの増加により、体内の男性ホルモンが増加してくると、ニキビが出来
やすくなります。この男性ホルモンが毛穴から分泌される皮脂の分泌を増やします。


そのため、毛穴が皮脂で詰まりやすくなり、洗っても洗ってもすぐ皮脂が分泌され
るので、その詰まりが原因となって、ニキビ菌が詰まった毛穴の中で増え始めます。
これがニキビの始まりです。


しかし、ニキビの原因はホルモンのバランスの崩れだけではなく、この時期にあり
がちな夜更かし、試験前の徹夜、偏食、生活の乱れなどが重なってくると、ニキビ
になるケースが増えていきます。


思春期のニキビ自体はホルモンバランスが徐々に解消されていきますので、それ
に従い、ニキビも減って行きます。しかし、そのまま不規則な生活が続いたり、スト
レスなどが重なる生活を続けていると、大人になっても治らなくなりますので、生活
習慣には十分注意しましょう。

首・胸ニキビ [ニキビの種類]

首や胸にできるニキビほど嫌なものはないでしょう。


特に女性の場合であれば、デコルテ(首から胸にかけて)の部分はバストの位置とも
重なっていますので、胸のラインを美しく見せたいと思っても、暑い夏場でありながら
ネックの開いてないものを着てみたり、と悔しい思いをしたり・・・。


一般的に首と胸の部分は汗をかきやすい部分であるため、汗がついた下着をその
まま着用したりしていると起こりやすいと言われます。


特に夏場のスポーツ、ランニングや軽い運動の後は必ず着替えましょう。
汗で汚れた衣類がすれて起こることが多いようです。


朝晩は軽くシャワーを浴び、汗はこまめにふき取るようにし、衣類は木綿のような
吸湿性がよくて、肌触りの良いものにしましょう。チクチクとした化学繊維などは
ニキビのもとになります。


また、胸に残ったシャンプーやリンスも肌を傷め、ニキビのもとになります。
さらに、ボディクリームは使用しないように。残った油分が毛穴をふさいでしまいます。

 

背中ニキビ [ニキビの種類]

背中ニキビはある日突然ポツンと出来てきます。
最初は痛みもなく、背中が少しかゆいという感じしかありませんが、数日すると
痛みが出てくることがあります。


場所が手が届くか届かないところに出来てしまうため、見ることも難しいですが
次第に膨らんでくることがわかります。


あまりひどくならない場合は、そのままさらに数日経った後、小さくなって腫れも
引き、最後には吸収されてなくなりますが、時と場合によっては炎症が進み
大きくなり化膿してしまうこともあります。


ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで起きるのですが、背中は元々皮脂腺が多く
汗も多いのでにきびになりやすい場所です。


また、このニキビは思春期にはあまり出来ることはなく、大抵20歳以上になって
から出来る大人ニキビのひとつです。


場所が場所だけにケアが難しく、治ってもシミや凸凹になったりします。夏の
海水浴場で水着になったりした時は嫌でしょうね。自分では気付かなくても、
周囲からはしっかり見えてしまうからです。


背中にきびは日頃の習慣が大事です。
原因は背中の汚れです。下着が汚れていたり、汗をかいたものをそのまま着て
いたりすることも要注意です。そのほか、シャンプー液が残った場合が一番
良くないとも言えます。


シャンプーの多くには界面活性剤が使用されているので、洗髪の後、身体に
残ったシャンプーを十分洗い落とさないと、その部分の皮脂が無くなるので
汗をかいた時など、毛穴が詰まったり、細菌が繁殖しやすくなります。


ですから、洗髪後は何回もお湯をかけて流しましょう。
また、洗髪後の髪の毛の荒いが不十分であった場合も、髪の毛から液だれ
して、それが背中を汚し、にきびの原因になります。


もし、背中に出来てしまった場合は背中ニキビ用の化粧品などを使い、早めに
治るようにしましょう。そうでないと、悪化しておできのようになってしまいます。




ニキビの進行と変化 [ニキビの種類]

ニキビは最初白ニキビに始まり、炎症を起こして赤ニキビになり、次に化膿して
黄ニキビになって、最後は破けて膿と血が出て、治って行くというパターンが
一般的な進行です。


中には、白ニキビのまま治癒したり、赤ニキビの段階で薬などで治ることもあります。


しかし、黄ニキビまで進行した場合は治るまで時間がかかります。
幸いなケースは炎症がおさまり、膿がそのまま皮膚の中に吸収されて治ることも
ありますが、これはまれです。


問題となるのは、赤ニキビが酷くなり、顔全体が赤く腫れたような状態でそれぞれが
丘疹のように盛り上がり、痛みが出てきた場合です。


この赤ニキビが、さらに酷くなると、これが同じ部位で再発を繰り返すことがあります。
このような場合は、すぐにでも皮膚科を訪れ、治療を受けた方が良いです。


何故なら、何度も再発を繰り返すと、皮膚のターンオーバーが間に合わなくなる
ため、赤くただれたような状態になり、終いにはシミが沈着し、クレーター状に
なってしまいます。


このような症状が出た場合には自己治療を行わず、必ず医師の診断を受ける
ことが大事です。特に女性の場合はあばたになってしまうので急務です。


もう一つは、赤ニキビが酷くなり、水疱瘡のように水疱が出来ている状態です。
これは皮膚が炎症を起こすと、中から炎症の結果として浸出液というのが出て
くるので、ぽっこりと表面に水が貯まったような膨らみが出来、皮膚も薄くなり
ます。少しでも触ると酷い痛みが走ります。


この場合も本当に早急に治療が必要です。


さらに、もう一点は先ほどの赤ニキビが再発を繰り返し、その部分が化膿する
場合です。この場合は、皮膚の下まで炎症が進み、皮膚自体の抵抗力も
落ちているので治りが遅く、さらに酷くなり痛みを感じます。


これらの3つの症状が出たら、にきび専用化粧品とか、薬局でニキビ用の
薬とかを買わずに皮膚科で診察を受けた方が良いです。


この状態にまで進行した場合には、たとえ、治っても、顔の表面がクレーター
状になりったり、こぶ状のしこりとして残ったり、さらに酷い場合にはケロイド
状になったりします。


こんなひどい顔になってしまったら、恥ずかしくて外も歩けません。


もし、あなたが多少、皮膚の抵抗力があり、免疫力も高く、皮膚のターンオー
バー(再生力)が高い場合にはそれほど酷くなりませんので、ニキビ専用化
粧品を使用したり洗顔をきちんと行うことで予防や治癒まで持って行くことは
難しいことではありません。


しかし、問題となるのは、前述のような短期間のうちに再発を何度も繰り返す
ケースです。先の3つ赤ニキビのシミ状態、水疱、化膿のケースです。


そのため、そのあたりの判断を十分行い洗顔、ニキビ専用化粧品を使用する
あるいは、必要な場合には皮膚科を訪れるなど臨機応変に対応してください。



黄ニキビとは? [ニキビの種類]

黄ニキビとは、ニキビの最終段階です。
ついに白ニキビから始まったものが赤ニキビになり、到達するのが黄ニキビです。


黄ニキビとは毛穴の詰まった部分が化膿し、膿んだ状態です。
赤く腫れて、しかも痛みがあって段々と大きくなって来ます。


体の生体反応として、毛穴の奥に詰まった皮脂をエサとして増殖した細菌を
なんとかやっつけようとして、周囲から白血球が集まって来て、その細菌を食
べてしまいます。


ところが、そのような白血球は細菌を食べて破壊すると同時に自分自身も
そこで役割を終えて死んでしまいます。この死骸がたくさん集まって出来た
のが膿(ウミ)です。


細菌をやっつけようと、周りからどんどん集まって来ては死んでいくのですから
膿が大きくなっていくのは当たり前のことです。


この治療法は様々ですが、強引な人は膿の真ん中を針でつついて破けば
良くなると言います。確かにこの方法も効果的です。体の免疫反応が強く
皮膚の再生力の高い人にはオススメです。そのまま膿の状態でいるより
早く治ります。ただし、ニキビ跡として残る可能性も高いです。


やはり、適切な薬物療法とピーリング、イオン導入などの手当てにきちんと
下栄養を摂り体の快復力を高めることが重要です。


ニキビ跡にはビタミンCが効果的です。



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タグ:黄ニキビ

黒ニキビとは? [ニキビの種類]

ニキビは毛穴に皮脂が詰まってできることをお話しました。


では、黒ニキビとは?
これまでの、赤ニキビ、白ニキビとどう違うのか?


それは、まず、顔の表面に黒いぽつぽつのように出来たものがそうで、中心
部分が黒くなっています。


白ニキビの場合は皮脂が詰まっているけど、まだ炎症を起こしていないもの
で、赤ニキビは白ニキビが炎症を起こし始め赤くなったものです。


黒ニキビは、この詰まった皮脂が黒くなったもので、空気が触れて酸化する
ので黒くなります。一説にはこの部分の皮脂にメラニンが集まって出来たもの
だとも言われます。


良く、鼻のてっぺんや周りにそのような黒ニキビが出来ます。
気がつくと醜いので、何とかしようと言うことで、パックで取る人がいますが、
実は、あれは完全に黒ににきびが取れていないのです。


表面の黒い部分が摂れただけで、毛穴の奥はまだ皮脂が詰まった状態です。


さらに、パックで周囲の角質も取ってしまうので、この角質を補おうとして、
皮膚は新たな角質を作り出します。この時、新しく表面に角質が出来るの
ではなく、皮膚の下の方から新しい角質が盛り上がってきます。


そのため、角質が厚く硬くなるので、今度は逆に角質が毛穴を塞いでしまい、
よかれと思って行ったパックで見かけだけはキレイになったように見えて、
実はさらに悪くなってしまっているんです。


人間の体ってわからないものですよね。
従って、さらに黒ニキビが増えてしまいます。


注意しましょうね。
知らずにへたな手当てをせずに、正しい知識を持って対処しましょう。


もちろん、ピーリング、レーザー照射(これは黒い部分を取っているのではなく
焼いてキレイにしているだけなので、一過性にキレイになりますが、良くなって
いません)、角質を溶かして取る化粧品なども止めましょう。


予防として、毛穴を軟らかく、あるいは角質を軟らかくして洗顔する方法が
一番良いでしょう。このおすすめはオルビスのクリアミニセットでしょう。


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白ニキビとは? [ニキビの種類]

まず。白ニキビとはどのようなものでしょうか?

赤ニキビについて前回説明しましたが、簡単に言うと、赤ニキビになる手前の
段階に出来るニキビのことです。


私たちの皮膚は毛穴から出て来る皮脂や外界のホコリ、衣類などの繊維とか
いろいろな化学物質などにいつもさらされています。


その他、女性ならメイクの汚れ、ずぼらなスキンケアなどだったりすると、汚れた
角質がどんどん毛穴に詰まって行きます。


そのため、ちょっとしたことで、毛穴が詰まりやすい状況でもあるんです。
でも、毛穴にはちょっとしたものなら、吐き出してしまうチカラがあるんだけど
それが、固かったり、大きかったりすると詰まりの元になります。


例えば、ホコリが毛穴に詰まったりすると、中から分泌されてくる皮脂が外に
出てくることが出来ません。そこで、すこし盛り上がったような感じになります。
表面は赤くはなく、白い透明感のあるできもののようです。


これを白ニキビと言います。


出来てしまった白ニキビは仕方がありませんので、ここから炎症が進んで
赤ニキビにならないようにしましょう。特に気になって汚れた手で触ることは
厳禁です。手に付いたバイ菌が白ニキビを悪化させてしまいます。



また、白ニキビは生活習慣との関係が強いので、夜更かししたり、ストレス
を溜めたり、食生活の乱れによるビタミン不足などが起きないように注意
しましょう。


疲れて、肌の代謝が落ちてきたりすると、それだけで肌のターンオーバー
が阻害されて、古い角質が多くできるようになり、毛穴を塞いでしまいます。


コラーゲンを補充したり石けんピーリングなどで古い角質をきれいに取る
ようにするのも良いです。但し、ゴシゴシと洗いすぎないようにしないと、
皮膚を傷めてしまい、にきびの元になりますから注意しましょう。



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赤ニキビとは? [ニキビの種類]

赤ニキビとは?


良く、おでこに赤くぽつんと周りから見ても、おまえは仲間はずれモンだなと
思えるようなものが出来ることがあります。


ほんの少し盛り上がっていて、それで真ん中部分が赤くなっている奴です。
これが赤ニキビです。


ほとんどのニキビの悪化はここから始まります。
この赤ニキビは毛穴が詰まったところでニキビ菌が攻撃を開始したところです。


ニキビの主な原因と言われているアクネ菌は元々皮膚に存在する善玉菌です。
この菌は皮膚のPHを弱酸性に保つ役割をしていて、その弱酸性のために
他の悪い菌が皮膚の表面で活動できないよう抑えているのです。


じゃ~、何故、そんな良い菌が悪さするんだい?


それはですね、この菌は酸素が少ないところが好みなんです。
だから、毛穴が詰まると酸素が十分行かないでしょ!


それで、じゃんじゃん増えるんです。
そのおかげで、毛穴のなかではアクネ菌の増えるのを抑えようとしてサイトカイン
という物質が放出されるんです。それで、さらに炎症が酷くなり赤みが増すんです。


そのまま、何もしないと、体中から白血球というのが集まってきて、アクネ菌を攻撃
し始めるんですが、これの死骸がいわゆる膿(ウミ)となって白くなるので、表面か
ら見ると黄色ニキビになるんです。



おおわかりでしょうか?


この状態になったら、おとなしく炎症が治まるまで待つか、黄色ニキビで大きく
なってしまったら、潰すのも一つの手かもしれないです。治りは早くなりますが
ニキビ跡になって残りやすいので注意です。


最近はこうしたニキビ跡の治療にレーザーを使い、かなり効果を上げているよ
うですが、保険が効かないので1回あたり2万円前後で5回程度の治療が必要
になるのが玉にきずですね。


やはり、大事なのはきちんと洗顔を行うことですね。
ただし、洗顔のしすぎはニキビには良くないのでほどほどに。

ビタミンCにはニキビ菌をやっつける抗菌力があるので、赤ニキビに効果が期待できます。

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