背中ニキビ

背中ニキビはある日突然ポツンと出来てきます。
最初は痛みもなく、背中が少しかゆいという感じしかありませんが、数日すると
痛みが出てくることがあります。


場所が手が届くか届かないところに出来てしまうため、見ることも難しいですが
次第に膨らんでくることがわかります。


あまりひどくならない場合は、そのままさらに数日経った後、小さくなって腫れも
引き、最後には吸収されてなくなりますが、時と場合によっては炎症が進み
大きくなり化膿してしまうこともあります。


ニキビは毛穴に皮脂が詰まることで起きるのですが、背中は元々皮脂腺が多く
汗も多いのでにきびになりやすい場所です。


また、このニキビは思春期にはあまり出来ることはなく、大抵２０歳以上になって
から出来る大人ニキビのひとつです。


場所が場所だけにケアが難しく、治ってもシミや凸凹になったりします。夏の
海水浴場で水着になったりした時は嫌でしょうね。自分では気付かなくても、
周囲からはしっかり見えてしまうからです。


背中にきびは日頃の習慣が大事です。
原因は背中の汚れです。下着が汚れていたり、汗をかいたものをそのまま着て
いたりすることも要注意です。そのほか、シャンプー液が残った場合が一番
良くないとも言えます。


シャンプーの多くには界面活性剤が使用されているので、洗髪の後、身体に
残ったシャンプーを十分洗い落とさないと、その部分の皮脂が無くなるので
汗をかいた時など、毛穴が詰まったり、細菌が繁殖しやすくなります。


ですから、洗髪後は何回もお湯をかけて流しましょう。
また、洗髪後の髪の毛の荒いが不十分であった場合も、髪の毛から液だれ
して、それが背中を汚し、にきびの原因になります。


もし、背中に出来てしまった場合は背中ニキビ用の化粧品などを使い、早めに
治るようにしましょう。そうでないと、悪化しておできのようになってしまいます。