ポリフェノールがシミ、くすみを解消する [肌のQ&A シミ・ソバカス]
いるだろうと思います。
強力な紫外線やエアコン、暑さによる睡眠不足で肌のダメージが例年に
比べ大きかったことが響き、秋から冬にかけて心配なのが、シミやくすみ。
でも、しっかりケアすれば被害を最小限減下に抑えることは可能です。
そこで頼りになるのが、フランス海岸松の樹皮から抽出されるポリフェノ
ール成分、「フラバンジェノール」です。
その抗酸化力はビタミンCの600倍といわれ、活性酸素から細胞を守り、
血流を良くする働きがあります。
実際、フランスでは40年以上も前から、血管を保護する薬として使用されている。
フランス海岸松の樹皮にはポリフェノールが豊富に含まれていて、強烈な
紫外線と強い海風にさらされる海岸松は、過酷な環境から自らを守るため
樹皮には、植物の色素や苦み成分であるポリフェノールが豊富に含まれる。
これを抽出したのが「フラバンジェノール」。
その有効成分は、カテキンが2~4個結合した「OPC(オリゴメリック・プロ
アントシアニジン)」と呼ばれる物質です。
このフラバンジェノールがシミやくすみを改善させる美肌効果があると注目
されている。フラバンジェノールを3カ月間、6カ月間摂取した女性77人を皮膚科
専門医が診察した結果。いずれもシミ、くすみ、小ジワが改善していた。
これを研究した福岡大学医学部皮膚科の中山樹一郎教授は次のように話す。
「特にシミとくすみの改善効果が高かった。フラバンジェノールの抗酸化作用で
皮膚の酸化が抑えられ、また血流が改善したことで肌に栄養を運んだり、
老廃物を排出したりする皮膚代謝が良くなったのだろう。肌全体が若返ったといえる」
フラバンジェノールを使ったフィトセラピーサロン
アンヴィアンタージュ
(東京都世田谷区)
ハーブなど植物の力を借りて心身を癒やす「フィトセラピー」。フランスでフィトセラ
ピストの国家資格を取得したKanaeさんは、5年前から専門サロンをオープン。
半年ほど前から施術にフラバンジェノールを活用している。「血流が良くなるので、
ハーブの有効成分が浸透しやすく、施術の効果がアップする。また美白作用で
くすみの改善も。みずみずしい透明感のある肌に導いてくれます」とKanaeさん。
以上yahooニュースから引用、加筆
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20101006-00000001-woman-ent
ちょっとだけ外出するくらいの日焼けなら大丈夫かしら? [肌のQ&A シミ・ソバカス]
シミ対策を十分してきたはずなのに?
知らない間にシミが増えているわ?
どこやらか、こんな声が聞こえてきそうです。
それも、そうです。
今日陽に当たったからといっても、明日になって急にシミができるわけではありません。
シミというのは、ここ最近浴びた紫外線が原因で起きたものではありません。
これまで、あなたが繰り返し浴びた紫外線が積み重なって起きてくるものです。
肌の奥の基底層という部分に紫外線と反応するメラノサイトという細胞があって、それが
少しづつ黒くなっていきます。最初は限りなくグレーに近い白です。
ところが、それが1年365日浴びていれば、少しづつ黒さが増してきます。
ここで、考えてみてください。
肌のターンオーバーは若い人で約2週間、年配の方で1か月です。
肌の皮膚の層が仮に12層あるとすれば一番下の皮膚が上まで上がってくるのに3か月
から1年かかります。
もし、その間に、何回も紫外線を浴びたら、肌のターンオーバーが間に合わず、メラニン
色素が沈着していくのは当然です。
だから、日焼けサロンで焼いてはいけないのです。
表面の皮膚は何とか入れ替わり、少しづつ肌の色ももとに戻ってきますが、その間戸外で
浴びた紫外線が影響して、最後にシミが浮き出てきます。
だから、ちょっとの外出だから、とか、洗濯物を干すときだけなどと油断していると紫外線
貯金を少しづつ増やしていくことになります。
一生に浴びる紫外線の約6割は10代のうちに浴びてしまっているので、その頃アウトドア
スポーツや海水浴、日焼けサロン、スキーなどに何回も行った方は要注意です。
おばさんになってから苦労しますよ。
紫外線に長時間当たってしまった場合のケア方法は? [肌のQ&A シミ・ソバカス]
紫外線に長時間当たってしまった場合は、将来シミ、ソバカスになる可能性があります。
これは、体が紫外線を浴びた時に、皮膚の細胞の核を守ろうとして、黒いメラニン色素
を作る働きを持ったメラノサイトという細胞が働くからです。
このメラノサイトが働くと、表皮細胞の中にメラニン色素をたくさん持った層がたくさん出来
それが、シミになって見えてきます。
良く、日焼けサロンなどで、こんがり焼いている人がいますが、一見健康的に見えても
数年後には全身がシミだらけになり、よくそれで後悔している女性が多いです。
一度、シミが出来ても、表層細胞の基底層にとどまっているうちは、皮膚細胞の再生機能
が働くので数か月後にはなくなります。
しかし、あまり焼きすぎると、それが真皮層まで落ちてしまうのでシミになって残ってしまいます。
そのため、紫外線に長時間当たってしまった場合には、将来シミになるのを防止するため
保湿効果の高い化粧水で水分を補給し、ビタミンC、E、ビタミンA(レチーノール)を含む美白
化粧品でケアすることをお勧めします。
ビタミンC、E、Aは肌のターンオーバーを助け、コラーゲンやエラスチンを産生するのを助
けるきがあり、紫外線によって出来た活性酸素を除去し、細胞がダメージを受けるのを予防
する効果が高いからです。
シミができやすい肌質の人とは? [肌のQ&A シミ・ソバカス]
A.日焼け後、赤くなるけど黒くならない人
B.日焼け後、赤くなってから黒くなる人
C.日焼け後にすぐ黒くなってしまう人
この中で、シミができやすいのはB、Cタイプの人で、Aタイプの人はソバカスに
なりやすいようです。
これは、皮膚の下の真皮に紫外線が透過しないように起こる肌の防衛反応で、
メラニン色素が出来てくるためです。
まず、シミとソバカスの違いを知ってますか?
シミは後天的に30代以降に出来るメラニン色素の沈着で、ソバカスは5~6歳
ごろから思春期にかけて米粒くらいのものがポツポツと鼻から目のまわりに出来る
遺伝的要素からくる色素沈着です。
どちらも、出来る機序は同じで紫外線が原因となって起こります。
そのため、日焼けサロンなどで、焦げ色に焼くことを毎年行った方は、数年後
あるいは30代以降になってシミが体中にできてくるのが特徴です。
これを軽減するには、ビタミンCが有効で、OBAGIなどが大変効果があるようです。
完全に消すためには、現在有効なのはレーザー治療になります。
ただし、レーザー治療は医療行為なので、美容エステではなく、信頼できる美容
外科やクリニックで受けるようにしましょう。