化粧品で問題となる成分とは？

このブログではいろいろな化粧品を紹介していますが、意外と気づかない
化粧品の問題点があります。


それは界面活性剤です。
昭和50年代以降、多くの化粧品会社が飛びつくように採用したのが
石油系界面活性剤です。


もともと、皮脂は油で出来ているので、この皮脂膜を溶かさない限り
化粧品に含まれる多くの有効成分は肌から浸透していきません。


そのために、アルコール、石けん成分などが使われましたが、高度成長期
以降は界面活性剤が安価で肌なじみが良く、また配合することで化粧品の
延びが良くなることもあって使用されました。


しかし、最近は界面活性剤に対する問題点が指摘されるようになりましたので
害の少ないアミノ系界面活性剤が使用されるようになりましが、界面活性剤
との違いはありません。


この界面活性剤が配合された化粧品を使用することで問題となるのは
肌荒れ、乾燥肌、敏感肌などです。


肌は皮脂があって下の角質層が保護され異物が浸透していかないようになって
いますが、界面活性剤はこれを破壊するので多くの化学成分が浸透します。


最初の内は肌の再生力が勝っているので大きな問題は生じませんが、1年も
使い続けると次第に肌が弱ってくるのが分かります。


●化粧のりがわるくなって来た
●肌が突っ張るような感じがする
●保湿が足りない気がする
●冷暖房が効いた部屋に長時間いられない

などです。


これはほとんどが化粧品によって肌の角質が弱ってきているからです。

このような場合には化粧品を使用せずしばらく肌を休めるのが効果的です。
あるいは界面活性剤の添加されていない化粧水に変えてみるなどです。


もうひとつおすすめはセラミド配合の化粧品です。
セラミドは角質のすき間をうめているものですが、肌の弱っている人は例外なく
このセラミドが減っています。


だから、セラミド配合化粧品を使うことで肌の回復を期待できます。
一度ためしてみるといいです。


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