敏感肌とは? [肌質について]
敏感肌というのは皮膚科学的な定義ではなく、一般的な生活用語です。
あるアンケートで、あなたは「敏感肌ですか?」という質問に対して20~40代の
女性の45%が敏感肌と答えています。
大変興味深い回答ですよね。
2人にひとりが、私は敏感肌ですということになり、大変多いと感じました。
つっぱり感、ぴりぴり感、ひりひり感、かゆみなどとして現れて来ます。
皮膚科の先生方はその敏感肌を、以下のように定義しています。
「皮膚バリア機能が低下して、外界の刺激に対する刺激閾値が低下した状態」
何のことやら?ちんぷんかんぷんですね。
要するに皮膚のバリア機能が失われて、普通の人に比べて、刺激に対する
抵抗力が低下した状態であると言っているのです。
その前提として、皮膚のバリア機能がなくなっているか、減っていることを言ってます。
では、この皮膚のバリア機能がなくなるというのは、どのようなことで、原因は?
私たちの身体の表面をくまなく覆っている皮膚の厚さは約2mmほどです。
この皮膚がバリア機能の要です。
皮膚は大きく分けて3つの層から出来ていて、一番下が皮下組織で主に脂肪で
出来ています。この脂肪層が体温が逃げるのを防いでいて、体内の栄養を熱エ
ネルギーに変えて、体の表面を温めています。
その下が、真皮層と言われるもので、ここはコラーゲンやエラスチンなどで構成
されていて、肌の弾力性を保っています。しわが出来るのはこの部分の弾力性
がなくなり、たわんでしまうからです。
一番上にあるのが表皮層と呼ばれるものです。ここの暑さは0.1~0.2mmで
かなり薄い膜です。ここに、メラニン色素を作るメラニン細胞、アレルギーに
関係する細胞などがあり、もっとも外側が角質層になっています。
この角質層がバリアー機能をもっています。その角質層の表面を毛穴から
分泌される皮脂が覆ってます。角質層は下から新しくなり、一番外側は
古くなると自然にはがれ落ちて垢やふけになります。
この表皮が私たちをいろいろな刺激、例えば、ほこり、水、化学物質、
細菌、ウイルスなどからしっかりと守っています。
そのため、ケミカルピーリングやあかすりなどを過度にやり過ぎると肌の
バリア機能が失われ、炎症を起こしやすくなり、結果として敏感肌に
なります。
私たちの肌は大変丈夫で強力なバリア機能があるので、一般的な化粧
成分は下の真皮や皮下組織に入り込まないようになっています。
そのため、いくら高価な化粧品を使ってもその作用は表面だけです。
最近になって、ナノテクノロジーとか、イオンなどによって肌への浸透力を
高めようと言う方法が開発されるようになりました。
そのバリア機能を破るのが界面活性剤です。特に多く入っているのが洗顔
クリームです。ジェルやオイルタイプのものでもほとんどが入ってます。
敏感肌の人にとってはスキンケアが大切と言われますが、毎日今の合成
界面活性剤を塗ったくっていてはスキンケアになりません。
東北大学大学院の皮膚科学研究で、敏感肌の人が8週間、最小の保存料
や界面活性剤の入った化粧品を使用したら、非敏感肌の人と変わらない
肌質に戻ったと言うことでした。
これは、これまでのように毎回皮膚のバリアー機能を落とさないでいたために
肌の再生が働き、正常な皮膚で覆われるようになったからでしょう。
あなたも、もし敏感肌で困っていたら、これまでの化粧方法や化粧品その
ものを見直す必要があると思います。
あるアンケートで、あなたは「敏感肌ですか?」という質問に対して20~40代の
女性の45%が敏感肌と答えています。
大変興味深い回答ですよね。
2人にひとりが、私は敏感肌ですということになり、大変多いと感じました。
つっぱり感、ぴりぴり感、ひりひり感、かゆみなどとして現れて来ます。
皮膚科の先生方はその敏感肌を、以下のように定義しています。
「皮膚バリア機能が低下して、外界の刺激に対する刺激閾値が低下した状態」
何のことやら?ちんぷんかんぷんですね。
要するに皮膚のバリア機能が失われて、普通の人に比べて、刺激に対する
抵抗力が低下した状態であると言っているのです。
その前提として、皮膚のバリア機能がなくなっているか、減っていることを言ってます。
では、この皮膚のバリア機能がなくなるというのは、どのようなことで、原因は?
私たちの身体の表面をくまなく覆っている皮膚の厚さは約2mmほどです。
この皮膚がバリア機能の要です。
皮膚は大きく分けて3つの層から出来ていて、一番下が皮下組織で主に脂肪で
出来ています。この脂肪層が体温が逃げるのを防いでいて、体内の栄養を熱エ
ネルギーに変えて、体の表面を温めています。
その下が、真皮層と言われるもので、ここはコラーゲンやエラスチンなどで構成
されていて、肌の弾力性を保っています。しわが出来るのはこの部分の弾力性
がなくなり、たわんでしまうからです。
一番上にあるのが表皮層と呼ばれるものです。ここの暑さは0.1~0.2mmで
かなり薄い膜です。ここに、メラニン色素を作るメラニン細胞、アレルギーに
関係する細胞などがあり、もっとも外側が角質層になっています。
この角質層がバリアー機能をもっています。その角質層の表面を毛穴から
分泌される皮脂が覆ってます。角質層は下から新しくなり、一番外側は
古くなると自然にはがれ落ちて垢やふけになります。
この表皮が私たちをいろいろな刺激、例えば、ほこり、水、化学物質、
細菌、ウイルスなどからしっかりと守っています。
そのため、ケミカルピーリングやあかすりなどを過度にやり過ぎると肌の
バリア機能が失われ、炎症を起こしやすくなり、結果として敏感肌に
なります。
私たちの肌は大変丈夫で強力なバリア機能があるので、一般的な化粧
成分は下の真皮や皮下組織に入り込まないようになっています。
そのため、いくら高価な化粧品を使ってもその作用は表面だけです。
最近になって、ナノテクノロジーとか、イオンなどによって肌への浸透力を
高めようと言う方法が開発されるようになりました。
そのバリア機能を破るのが界面活性剤です。特に多く入っているのが洗顔
クリームです。ジェルやオイルタイプのものでもほとんどが入ってます。
敏感肌の人にとってはスキンケアが大切と言われますが、毎日今の合成
界面活性剤を塗ったくっていてはスキンケアになりません。
東北大学大学院の皮膚科学研究で、敏感肌の人が8週間、最小の保存料
や界面活性剤の入った化粧品を使用したら、非敏感肌の人と変わらない
肌質に戻ったと言うことでした。
これは、これまでのように毎回皮膚のバリアー機能を落とさないでいたために
肌の再生が働き、正常な皮膚で覆われるようになったからでしょう。
あなたも、もし敏感肌で困っていたら、これまでの化粧方法や化粧品その
ものを見直す必要があると思います。
2010-05-02 21:11
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