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一眼レフカメラを覚えたい

UVケア化粧品のSPFとは? [紫外線とその対策について]

紫外線対策のために販売されている化粧品にはほとんどSPF○○と表示されて
いるだろうと思います。

 このSPFとはどのような意味なんでしょうか?
中にはすでにご存じの方多いと思います。


でも、このSPF値が高ければそれだけシミができないかというとそうでもないようです。
SPFは”Sun太陽 Protection防止 Fact指数”の略です。

紫外線には波長が短く、シミの原因になるB波(UV-B)と波長が長くシワの原因に
なるA波(UV-A)があります。

SPF理とは、紫外線B波をカットする力を示し、何も塗らない状態と比べて、サンバーン
(皮膚が赤くなってヒリヒリすること)が始まるまでの時間を何倍に延ばすことができるか
を表しています。

このSPF値の測定はメーカーに任されているので、多少の誤差があり、同じSPF値で
あっても、差があるようです。

 SPF値グラフ.jpg

 このグラフからわかるように、SPF値がその効果が反映されるのはSPF値10くらいまで
それ以上は大きく変わりません。


つまり、SPF値10も90も差がないということです。


それと、SPF値が高ければ高いほどシミができにくいということでもありません。
このSPF値が2であることは、サンバーンまでの時間を2倍に延ばせる目安になります。


通常、成人で夏の日差しにいた場合、サンバーンが起きるまで約20分くらいかかると
言われています。したがってSPF値2は約40分はサンバーンが起きない目安です。


しかし、テニスでコートにいる時間が1時間だから、SPF値3の化粧品なら大丈夫かと
言われても、そうではなく、あくまでも赤くならない時間であって、シミやシワにならない
という時間ではないことです。


紫外線は少しでも当たるとシミを作る準備を始めていますから、できるだけ当たらない
ことに越したことはないのです。


それでは、どのくらいのSPF値がいいのかといいますと、皮膚科学会で推奨している
SPF値20が目安になります。
おそらく、先ほどのグラフからも20が妥当なところだろう
と思います。そうすれば、わざわざSPF値が高い高価な化粧品を買わずに済みます。


また、SPF値が高いほど肌に与える負担も大きいので、帰宅後はすぐにクレンジングを
行うなどの配慮は必要でしょう。
 

 

 


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