クレンジングの仕方

クレンジング剤は数多くありますが、基本的に化粧品は顔に異物を塗っているような
ものです、だから、夜寝る前にきちんとクレンジングをしないでお休みになることは
いけないことです。肌は皮膚呼吸をしていますので、それを化粧で塞いでしまうよう
なものです。また、肌が汚れていてはいくら高価な化粧品を使用しても肌の奥には
浸透していきません。

１．クレンジング剤の使い方

クレンジング剤は手で温めて使うとより効果的です。
汚れを浮かすつもりで、内から外へやさしくマッサージ。凸凹の多い鼻まわりは特に
入念に行いましょう。

１）さくらんぼ大のクレンジング剤を手に取ったら、くるくる回しながら温める。
２）顔の5点にクレンジング剤をのせる。
３）あごの中心から耳たぶに向かってクレンジング。
４）耳たぶの後ろにあるリンパはゴミの処理場なので、耳たぶに向かって手を動かす。
５）こめかみのリンパは第1ゴミ処理場です。こめかみまできちんと手を動かす。
６）鼻先からひたいに向かって交互左右に動かす。
７）皮脂分泌が多い鼻筋は上から下に向かって再度手を動かす。
８）小鼻は汚れが溜まりやすいので、特に念入りに行う。
９）鼻の下は口角を引っぱるように、あごの下から口角に向かってもう一度動かす。

最後は口角を持ち上げるように押さえて終了です。これを幸せのＶラインと言います。
終わった後の水、ぬるま湯洗顔は20回は行いましょうね。


２．アイメイクのクレンジング

アイメイクは汚れを十分落とさず残してしまうと色素沈着の元になりますよ。

１．ぬらしたコットンにリムーバーをしみ込ませ、コットンを4片に引き裂く
２．コットンを三角形に折り曲げて目の下に貼る。これで、目の下が汚れません。
３．三角形に折った別のカット綿を指にはさみ、コロコロ上下に動かしてメイクを
　　なじめせる。
４．ポイントメイクリムーバーをしみ込ませた綿棒でマスカラを下まぶたのカット
　　綿に移す。
５．残ったメイクや汚れを先の尖った綿棒で丁寧に取る。
６．下まぶたに置いたカット綿をこめかみから目頭に向かって拭き取るようにしな
　　がらはがす。


以上です。

洗顔の仕方

洗顔については大抵の方が知っておられると思いますが、ちょっとおさらいを

男性と違って女性の肌は大変デリケートなものです。だから洗顔の仕方にも十分
気をつかい、丁寧に洗うようにしましょう。

ここで紹介している方法は一つの例なので、これを参考にご自身でアレンジすると
もっと良いかもよ。

洗顔の仕方１

１．まず、良く手を洗うこと。手に付いた雑菌がにきびや吹き出物の原因になります。
２．クレンジング剤を顔に塗って十分メイクや汚れとなじませる。
３．ティッシュで指や手のぬめりを十分取る。残っていると、さっぱり感が得られないですよ。
４．濡れたコットンで顔のクレンジング剤をさっと拭き取る。

次は水かぬるま湯での洗顔です。クレンジング剤が残っていると、にきびや吹き出物
になりやすいので、十分落としましょう。

１．顔は丸みを帯びた地球儀と考え、下から水をすくい上げるように上のほうへ洗う。
　　上から下へ洗うと、下に行くほど顔にかかる力が強くなるので、皮膚が下に下がって
　　しまい、後で後悔しますよ。
２．洗う時は生えぎわと耳まで洗うことです。生えぎわにクレンジング剤が残っていたり
　　すると、生えぎわにブツブツが出来たりします。
３．水かぬるま湯による洗顔は最適でも20回は行うこと。
４．洗った後、しっとりしていればＯＫ。キュッキュッと鳴るのはＮＧです。


洗顔の仕方２

洗い方も工夫しないとしわやシミの原因になりますよ。

１．手のひらをぴったり顔につけ、手を横にゆっくり動かす。
２．手をゆっくり動かすことで、手のひらではなく水の力を利用して落とすことが出来る。
３．洗った後の顔の水滴は厚みのあるタオルを押し当てるようにして拭き取ること。

男性のように顔をゴシゴシ荒いするのは止めましょう。
上から下に強い力がかかるので、皮膚が下がり、たるみの原因にもなります。
また、強い力でこすると、そこの部分の皮膚が衝撃を受けて崩れ、再生した時に
皮膚のメラニン産生が促されシミ（肝班）の元になります。


最後は目薬です。
洗顔した時のファンデーションや汚れの他、マスカラ、アイシャドウなどが、はけっこう
目の中に残り、これが原因で白目と黒目の境目がはっきりせず、ぱっちりとしたさわやかな
目線になりませんよ。

目の充血にはビタミンＢ６入りの目薬が効果的です。